ハノン
ピアノの練習には欠かせないハノン。
チェロで毎日スケールの練習をするのと同じように、ピアノではハノンを弾くと指が鍛えられてとてもいいです。
一つの曲に対していくつものリズムの違うパターンを使って練習していきます。
夏から始めたばかりの大人の生徒さんが、さっそくJAZZバンドでピアノを弾くことになったとのこと。
いきなりで大変だけど、他の楽器や歌と一緒に音を重ねるのはとても楽しいしモチベーションアップにつながります。
まずはスィングのリズムを感じてもらいたくて、ハノンを使って付点音符とスィングの違いを練習し始めました。
2つのリズムの違いが聞いてて区別がつかないので、アクセントの位置を変えてみたり毎週いろいろなパターンでトライしてもらってます。すると2つのリズムが少しずつ違って聞こえるようになってきました。その上何度も練習するので、しっかり指が鍛えられて無駄な手の動きをせず、指でしっかり音を出せるようになりました。
恐るべし「ハノン」!
地味だけど、とてもいい練習になります。

