綺麗な音色

ピアノ経験者の生徒さんは、チェロの楽譜を難なく読めてしまいます。
教則本もどんどん先に進んでいきますが、美しい音色で弾けているかと言うとなかなか簡単ではありません。
私もチェロを始めた頃、とにかく毎日練習していればいつか綺麗な音が出るようになるのだろうと思っていましたが、何年かかっても残念な音ばかり。
変わるきっかけをつくってくれたのは、斎藤秀雄先生のチェロのメソッド。
美しい音を出すための第一歩は、左指をしっかり正しい型で押さえられるようになること。
初めの頃は指を広げるのに苦労して、弦を押さえている場所もほとんど爪のような感覚でした。
なーんて苦労話はこの辺にしといて、要は、綺麗な音を出すためにはたくさんのコツをしっかり教えてもらうことがとても大切だということです。
特に大人から始めるチェリストさんは、頭で理解することが上手くなる早道です。
最近美しい音色に目覚めた生徒さん。レッスンのたびに少しずつ音が変わってきて、とっても感動してます！
私が教えてもらったことを、どんどんお伝えしたいです♡