なぜチェロでいい音がでない?
楽譜が読めてどんどん難しい曲が弾けるようになっても、残念ながら必ずしも美しい音で奏でることができるとは限りません。
”長年やってらして難しい曲が弾けるのに、ただ音を追うだけで美しい音がなかなかでない。納得のいく音が出せるようになりたい” と、うちのお教室に入られる生徒さんが結構いらっしゃいます。
私自身、全く同じでした。
ドヴォルザークのチェロコンチェルトがいくら弾けるようになっても、人前で弾くのはばかられる酷い音でした。大学院で今の師匠に会って初めて、美しい音の出し方を教えてもらうことができました。
やはりコツを習わなければ、何年経っても音は変わらないと痛感しました。
手首や指の腹を使ったり、肘の高さを変えたりetc
ほんとにチェロは奥が深いです。
生徒さんが、1日も早く自分の好きな音が出せるようにしっかりサポートしたいと思います。


